ごあいさつ

当社は養豚業を専門とする企業です。創業は昭和28年、当時は家族労働を中心としていましたが、そこから徐々に規模を拡大し、平成10年には新たな発展のステージに入りました。繁殖・離乳・肥育の各農場の立地を分散させる「スリーサイト方式」を採用、農場を順次展開し、合わせて「オールイン・オールアウト」の徹底、コンピュータでの温度管理や機械による給餌・除糞の自動化など、世界の情報を精力的に集めて最新の設備と技術を取り入れてきました。

こうした大規模・高効率化により、より高い品質の豚肉をより低いコストで生産し、その豚肉を安定的に供給することが可能になりました。さらに、大規模でありながらも細部まで目の行き届いた"大規模精密経営"を実現しています。

夢は、世界一安全で、おいしい豚肉をつくることです。

当社のもう一つの夢は、養豚業を若い人が喜んで就職できるクリエイティブな産業にすることです。当社では「カッコイイ養豚」を合言葉に、農場は単純労働を機械化し、効率的に働けるようグランドデザインしています。環境問題をクリアし、豚舎を内外ともに清潔に保つことはもちろん、完全週休2日制などの労働環境も整えてきました。また最近では、日本の強みである製造業からもヒントを得ながら、「世界一きれいな農場」を目標に、5S活動にも力を注いでいます。「人と豚と環境に優しい養豚」を目指し、社員が誇りを持ち、胸を張って紹介できる職場にしたいと考えています。そして農畜産業は変わったといわれる時代を創ることを念願しています。

一方、財務面については、農畜産業にありがちな補助金に頼ることなく、また大きな負債を抱えることもなく、高い自己資本比率を維持し、自己資金での投資により会社を発展させてまいりました。国や自治体の保護に甘えるのではなく、ひとつの企業として自立し、社業である豚肉生産による社会への貢献、雇用と納税による地元地域への貢献、という姿勢を貫いています。

ビジネスモデルはほぼ完成しましたが、これからも生産システムのさらなるブラッシュアップと農場の展開を進めて参ります。平成22年、新たに自社飼料工場も稼働しました。近隣農家の方にご協力いただき、遊休農地を利用した穀物での飼料生産にも取り組み、地域資源の活用と地元経済の活性化のお役にも立ちたいと考えています。

群馬は畜産県であり、農畜産業の中で生産高が最も大きいのが養豚です。当社は群馬県内の最大の養豚企業として、また地元の基幹産業に携わる企業として、プライドと責任を持って事業を進めて参ります。

また平成25年には、宮崎県の農場を買収しました。今後も群馬県外での展開を視野に入れ、これまでに培ったノウハウを活かし、さらに磨きながら、挑戦を続けて参ります。

代表取締役 林 篤志